お客様のためのオンリーワン戦略

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今回のテーマはお客様のためのオンリーワン戦略です。

お客様というのは「あなたからすでに商品を購入してくださっている。」ということですね。
さらに顧客というものはありがたいもので、幾度となくあなたの商品を買ってくださっているということです。

「顧客を大切にしていますか?」とお聞きするとすべての商売をされている方は「当然でしょ。大切にしていますよ。」
と仰るでしょう。あるいは、「愚問だ。」とお叱りを受けるかもしれません。
それでは、あなたは大切なお客様のことをちゃんと知っていますか。
どこから買い物に来てくださっているのか、いつもどんな商品をお買い上げになるのか。そういったことはデータベース化できるでしょう。
では、そのお客様の年齢は?家族構成は?お仕事は?趣味は?誕生日は?お客様のご家族のアニバーサリーは?お客様はどのようなニーズを持っている?どのような悩みを持っている?
意思決定の際のクセは?どのようなライフスタイルを望んでいる?どのようなものにお金を使っている?
細かすぎますか。
これは、あなたのお客様像を明確にするために確認したい項目の一部です。(あくまでも一部です)

「このような踏み込んだこと聞けないよ。」とお思いですよね。「そこまで必要ない。」ともお思いですかね。
あなたは「オンリーワン戦略」ってお聞きになられたことがおありですか。これはご自身の事業自体を競合他社と差別化するための戦略ですが、
ここでは、お客様をあなたのお店の「オンリーワン」として遇するという意味で考えてみてください。

あなたはオンリーワンのお客様です。

コモディティ化された商品を販売している場合、お客様があなたのお店で購入する場合には、あなたのお店で購入する理由が必要なのです。
あなたのお店でなくてもよいわけですから。
逆の言い方をすれば、その答えを用意して差上げることができればお客様はあなたのお店で購入してくださる。ということですよね。
そのためには、お客様のことをよく知らなければいけません。

お客様がなにに満足を感じるのか。 ⇔ あなたの商品を購入して叶えられる満足はお客様の求めている満足と一致するか。
お客様はあなたの商品を購入したらどのような満ち足りた状態になれるのか。

これを示す必要があるわけです。

一度買ってくださったお客様には、アンケートをお願いしてさきほどのような項目を回答して頂きます。
そうした顧客リストをデータベース化してください。

「それは当然のこととしていろんな専門家が言ってる事じゃないか。」とお思いですか。
そうです。専門家でなくても誰もがわかることです。

でも、気をつけていただきたいのは、顧客リストはなんのために作っているんですか?ということです。
顧客の情報を収集することが目的ではないですよね。
得られた顧客情報を次の販売に結び付けなければなんの意味もありませんね。手間暇、お金をかけてデータベースを作って店晒しするくらいなら作らない方が良いです。
一定程度は売り上げが立っているのですから…時間とお金のムダです。

しかし、売り上げが低迷している。売り上げを増やしたいと思っておられるのであればデータベース化した顧客リストを活用してセールスをするのです。

多くの事業者の方は「なにもしていない。」のです。
だからあなたが「なにかを始めればオンリーワンになれるのです。」

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