小さなお店の売上UP

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日本全国各地で頑張っている「ちっちゃなお店」の売上UPに欠かせないものはDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)です。

あなたのお店の商圏はどんどん縮小していませんか。

商圏内人口は高齢化が進み、商圏内人口は減少し・・・

危機的といえる状況ですね。それでも、営業を継続しなくちゃいけない。

使命感だけでは続けられません。ちゃんと売上、利益が確保できないと事業継続はできないのですね。


あなたがどんな事業を営んでいようとも、顧客が居て、売上が発生しないと資金が枯渇してしまいます。売上が生じても利益として留保できるものがなければ事業としての継続ができません。

人の体を巡る血液のように、事業の資金が回っていかないと事業が持続できないのですね。

資金を獲得する方法=資金調達手段はいろいろとありますが、事業という観点から一番必要な資金調達手段は販売収益を得ることすなわち売上を上げるです。

売上を上げるにはお客様が必要です。お客様には既存顧客と新規顧客がありますが、それぞれに対して売り上げを確保するコストは新規顧客獲得は既存顧客に対するアプローチの数倍かかると言われています。

わたしが、拙著「小さなお店の売上UP 3ステップ」(AmazonのKindole版電子書籍 https://www.amazon.co.jp/dp/B0827KJLHJ 税込み550円)で書いているのも、スモールビジネスの持続化に必要なマーケティング戦略はDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)であるということです。

DRMは既存の顧客を中心に顧客に直接アプローチして、反応を得るマーケティングで、インターネットを活用して目的を達成しやすくなっておりますが、このような例もあります。

ある組合での話。

会議の際にいつもお弁当を注文している広島では「むすびのむさし」として有名な『株式会社むさし』さん。カープ応援弁当なんて言うのもありますが、行楽、会議、イベント等で喜ばれている「むすびのむさし」さんです。CMのメロディが思い浮かぶ方もいらっしゃるのではないかと思います。

その『株式会社 むさし』さんから注文、納品後にいつも送られてくるあいさつのハガキです。

株式会社 むさし 様から納品後毎回送られてくるごあいさつのハガキ

ちっちゃなお店の方に、「顧客リストはございますか?」とお尋ねすれば、ご自分の頭を指差し、「ここ。」という事業主さんがいらっしゃいます。なかには、「住所・氏名等をスタンプカードに記載してもらっている。」とか、「顧客データベースは作っているよ。」とか反応は色々です。

多くの小規模事業者の方は顧客データベースをお持ちでないか、持っていても活用されていないかです。頭の中のデータベースでは当てにはなりませんし、スタンプカードを発行してハウスカード展開をしていてもきちんとしたデータベースが構築されていないと意味がありません。顧客データベースも作成することが目的となっていてはダメですね。顧客データベースは『金の生る木』大切な宝もの。資産なんですね。資産は有効に活用しなければいけません。

顧客がリピートしてくれない原因をご存じですか?ご自分のお店の商品がよくなかったから?サービスがよくなかったから?競合店との競争に負けたから?

実は、多くのお客様に忘れられているという現実があります。この商品を買おう。買わなきゃいけないと思ったときにあなたのお店の存在を忘れている。という理由が大きいのです。その点、この『株式会社 むさし』さんのマーケティングは素晴らしいですよね。お客様に自店を忘れてもらわないように、お客様に自店を意識させる。DRMを展開する第一歩ですね。このあとにお客様に対していろいろなアプローチが戦術として考えられますね。

スモールビジネスの方は『株式会社むさし』さんに負けないようにDRMを頑張らなきゃいけませんねぇ。規模が小さい分、顧客の管理もやり易いはず。顧客へのアプローチをきちんとすることが大事ですね。顧客データベースを作っても活用していなければなんにもなりません。最近は環境問題もありリユースとか云われておりますがデータベースも埋もらせてしまえばいずれハードディスクのゴミになっちゃうかもしれません。ゴミにせずに資産にしましょう。新規集客よりも数分の一の労力で売上UPにつながる既存顧客へのアプローチをおろそかにすることを正当化する言葉は見当たりません。ということで、既存顧客へのアプローチの簡単な例としてご紹介させていただきました。

     

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