ビジネスモデル

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今回のテーマはビジネスモデルです。

ちょっとこれまでとは切り口が違っていますね。

「ビジネスモデル」っていう言葉はお聞きになられたことがございますよね。
いろいろな企業がいろいろな事業を展開していますね。
ですから、幅広いジャンル、業態で「ヒト」、「モノ」、「カネ」、「情報」という経営資源に対するアプローチの仕方のモデルが存在しているわけです。

企業が事業を展開していくその理念、プロセス、ゴールを目指した事業活動を勉強する価値はありそうです。

「俺のフレンチ」とか「ライザップ」とか「獺祭」とかって聞かれたことがあるでしょう。
いずれにしても先の4つの経営資源に対してのアプローチを変えた仕組みを作り出したことで実績を上げて話題になったモデルですね。
ちょっとその中身を見てみましょうか。

「俺のフレンチ」「フレンチなのに立ち食い」という驚きのスタイルが一大センセーションを巻き起こしました。
敷居が高いフランス料理。有名店に予約を入れて特別な時のシーンを演出するベネフィットがありますよね。

ところが、「俺のフレンチ」は立ち食いですよ。じゃぁ、クオリティが低いのかというとそんなことはありません。
逆に一般の飲食業界の原価率は3割から4割といわれている中で「俺のフレンチ」は原価率なんと6割以上をキープして一流シェフのモチベーションアップにもなっているのだそうです。

これができる秘密はまさに「立ち食い」にあるのです。売り上げの公式を思い出してみてください。「客単価×客数」ですよね。10,000円で10人のお客様で10万円。
3,000円で45人のお客様で135,000円。おかしいと思われますか?立ち食いにすることで通常の3倍の回転率を可能にし、顧客一人当たりの占有スペースを1.5倍に出来たら。
おかしくないでしょう。

「ライザップ」「結果にコミットする」というUSPにより有名になりました。通常はトレーニングジムに通ってジムの利用料を支払い、自己管理によりダイエットを達成しようとする顧客に
提供するモノが違うのですね。「ライザップ」はトレーニングの指導のみでなく生活習慣の指導からメンタルのサポートまで最初から最後まで一人のトレーナーが指導するというスタイルです。
金額を支払いますが「完全個室」、「パーソナルトレーニング」、「生活習慣指導」、「食事管理」、「マニュアルの提供」、「メンタルサポート」など通常のジムではオプションとなるサービスをまとめて提供しているのですね。

「俺のフレンチ」「ライザップ」「モノ」に対する新たなチャレンジなんですね。しかし、オモシロいのは「俺のフレンチ」は客単価を押さえて客数で勝負している。逆に「ライザップ」は客単価を上げてお客を絞り込んでいるという点。
同じ「モノ」に対するチャレンジでもアプローチが違うという点です。

最後に「獺祭」の例ですが、酒造りに欠かせない「杜氏」の熟練した技術と経験を徹底したデータ分析とIT活用により酒造りの工程を見える化し数字とマニュアルに基づく作業へと分解し、高いレベルで安定した品質を実現し、気候や季節といった外部環境に左右されない「素人」による「通年生産」を実現したのです。「獺祭」の生産の制約要因は「山田錦」という酒米の生産量であり、需要と供給のギャップによりかえって「獺祭」がプレミアム化したのです。

「獺祭」は酒造りに関する「情報」をチェンジしたビジネスモデルで現在の成長を実現してますね。

あなたの事業の仕組みを見直してみるのも大事なことですね。

見直す基本は現状の事業(起点)で当たり前と思われていること(定説)を覆して(逆説)みて現状の事業に組合わせてみる。その仕組みが厳しい経済環境の変化の中で生き残るビジネスモデルを構築するヒントだそうです。

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